アメリカ在住の真下さんがオンラインで経験を後輩に語った座談会(舞鶴市引土・西舞鶴高)

アメリカ在住の真下さんがオンラインで経験を後輩に語った座談会(舞鶴市引土・西舞鶴高)

 京都府舞鶴市引土の西舞鶴高で28日、米国在住の研究者で卒業生の真下朋之さん(52)と生徒とのオンライン座談会が開かれた。真下さんは海外研究に至る半生を紹介して、後輩に「情熱を持って取り組めるものを見つけて」とアドバイスした。

 真下さんは同市加佐地区出身で、テキサス州のテキサスA&M大学の研究員を務める。専門は分子腫瘍、脳科学。同高作成の冠島の動画を視聴したのをきっかけに、生徒の進路選択に役立てる座談会が企画された。

 教室では米国にいる真下さんがオンラインで研究者になった経緯を説明。高校時代は「受験勉強が嫌いで成績不振だった」と振り返り、高校でパンフレットを見つけた南イリノイ大新潟校に入学。英語力を磨いて米国の本校に進学した。

 微生物学を専攻した大学生活は大量の宿題が出され、好成績維持が求められた。「好きなことだったから最後まで突っ走れた」と振り返る。米国での研究について「日本と、人脈と最新情報の質と量、実験施設の充実度が違う」と説明した。

 真下さんは「明確な目標を設定し、いろいろな人に会って、文化や価値観の違いを知ってほしい」と語り掛けた。