「光秀公のまち亀岡 俳句大賞」で大賞を受賞した吉田さん(左)=京都府亀岡市安町・市役所

「光秀公のまち亀岡 俳句大賞」で大賞を受賞した吉田さん(左)=京都府亀岡市安町・市役所

 第4回「光秀公のまち亀岡 俳句大賞」の表彰式が京都府の亀岡市役所(安町)で開かれた。国内外から4346句の応募があり、亀岡市の南桑中2年吉田龍馬さん(13)の「怒る母黙る兄にも蝉(せみ)時雨」が大賞の「明智光秀賞」に選ばれた。


 明智光秀が俳句を愛していたことにちなみ2018年に市が創設した。光秀と亀岡を題材にした句と自由題を募り、俳人の坪内稔典さんら7人が審査し、大賞から優秀賞まで計22句が選ばれた。


 表彰式には12人が出席、桂川孝裕市長らから賞状が手渡された。吉田さんの句は夏休みの出来事を題材にして、兄に怒る母の声がうるさかったことから「蝉時雨」の季語を入れたという。「今まで俳句を詠んだことがなく、まさか大賞を取れるとは」と驚いた様子だった。


 坪内さんは、大賞の「蝉時雨」のうるささは世代で「すぐに収まるか、ずっと続くか解釈が分かれる」と指摘。「人によってさまざまな受け取り方があるのが俳句の特徴」と講評した。