お披露目された新型車両KTR300形(宮津市鶴賀・宮津駅)

お披露目された新型車両KTR300形(宮津市鶴賀・宮津駅)

 京都丹後鉄道は、23年ぶりとなる新型車両KTR300形を18日から運行する。8日には京都府宮津市鶴賀の宮津駅で試乗会があり、赤色系の外観の真新しい車両がお披露目された。

 丹鉄の車両を保有する第3セクター「北近畿タンゴ鉄道(KTR)」(同市)が1億7600万円で購入。国が半額を補助し、府や兵庫県、沿線市町などで分担した。

 主に宮福線(宮津―福知山間)で通勤や通学、帰宅の時間帯に走る。老朽化したMF100・200形の更新に伴い、今回の車両を含む5両を2022年までに導入する計画という。

 今回、お目見えした車両は華やかな鳶赤(とびあか)色の車体に大江山の鬼伝説をモチーフにしたつり目型のヘッドライトや、日本海をイメージした青色の座席シートなど沿線地域の魅力を詰め込んだ。

 車内でスマートフォンなどを充電できるUSBの差し込み口も設けた。車いす利用者に配慮したトイレを丹鉄で初めて整備。地域特性から雪対策の耐雪ブレーキを新設したほか、霧対応のフォグランプを増設した。

 KTRの池田静雄社長は「安心、安全、快適な鉄道として地域の皆さんに愛されるように取り組む」と話した。18日には福知山駅で出発式があり、午前11時13分に営業運転を開始する。