事前確定運賃のサービスが利用できる配車アプリ「JapanTaxi」のイメージ画面(JapanTaxi提供)

事前確定運賃のサービスが利用できる配車アプリ「JapanTaxi」のイメージ画面(JapanTaxi提供)

 タクシー運賃を乗車前に確定させる配車アプリ活用の新サービスが、15日から近畿では初めて京都市などで始まる。目的地までの運賃をあらかじめ把握でき、利用者が安心して利用できるのが特徴。地元タクシー会社のキャビック(右京区)が、先陣を切って約120台でスタートする。
 業界最大手の日本交通グループが運用する無料配車アプリ「JapanTaxi(ジャパンタクシー)」を使うのが条件。出発地と目的地を入力すれば地図上にルートが示され、提示された運賃を承諾後に配車を依頼する仕組み。
 運賃は輸送距離と所要時間に、曜日や時間帯ごとに設けた係数を掛け合わせて算出。深夜・早朝は高く、平日の日中は安くなる。国土交通省近畿運輸局が京都市以南の交通圏での実施を認可。同様のサービスは、全国で東京、札幌でも始まっている。運賃の事前確定制は、渋滞でも料金が変わらず利便性が向上し、需要喚起につながると期待される。乗降のどちらかが同交通圏内であれば利用できる。
 今後、同アプリと提携する京都市内の他の大手・中堅タクシー会社もサービスを始める予定。ディー・エヌ・エー(東京)が提供する配車アプリ「MOV」と提携する法人タクシーも、近く事前確定運賃の開始を計画している。