リニューアルオープンした和束茶カフェの物販コーナー(京都府和束町白栖・グリンティ和束)

リニューアルオープンした和束茶カフェの物販コーナー(京都府和束町白栖・グリンティ和束)

和束茶カフェが入る町所有施設グリンティ和束

和束茶カフェが入る町所有施設グリンティ和束

 京都府和束町特産の茶の魅力を発信する拠点「和束茶カフェ」(同町白栖)が施設改修を終え、リニューアルオープンした。店舗が7割増床し、バリアフリー化した。

 和束茶カフェは、町雇用促進協議会が2008年に町所有施設「グリンティ和束」の一角を利用してオープンした。地元茶農家で協議会をつくり、茶の直売や町の観光情報提供、交流の場として運営してきた。

 開設当初は利用者が少なかったが、日本遺産「日本茶800年の歴史散歩」構成文化財である町内の茶畑景観が全国的に注目を集め、観光客らが立ち寄る人気スポットになった。

 グリンティ和束の改修に伴い、カフェの喫茶スペースを広げた。トイレも広くして、車いす利用者用も新設。玄関などの段差を解消した。

 町は今後、グリンティ和束を中心とした一帯に特産品などを扱う民間事業者を集め、「お茶の駅」と銘打ってにぎわいを創出することを目指している。

 このほどカフェ開設10周年を祝う記念式典も開かれた。現在、同カフェを運営する一般社団法人「えん―TRANCEわづか」代表で茶農家の上嶋伯協さん(63)は「カフェは個人がもうける場ではなく、和束のお茶を広める場。もっと多くの農家に加わってもらい、いずれは和束で作る全てのお茶が飲める場所にしたい」と話している。