事故現場のイメージ

事故現場のイメージ

 大津市で8日に車が保育園児の列に突っ込み園児ら16人が死傷した事故で、右折中に対向車と衝突した乗用車の女(52)=自動車運転処罰法違反(過失傷害)で逮捕=は、衝突まで対向車の存在に気づいていなかった可能性が高いことが、滋賀県警大津署への取材で9日分かった。同署は、女が前方を確認しないまま右折したとみて、ドライブレコーダーの映像などから裏付けを進める。

 同署の説明では、乗用車の女は、調べに「衝突音で事故に気づいた」という趣旨の話をしており、前方をほぼ確認していなかったとみられる。現場には乗用車、軽乗用車ともに衝突直前にブレーキを踏んだ形跡がなかったという。

 事故は8日午前10時15分ごろ、大津市大萱6丁目の丁字路で発生。右折中の乗用車と直進の軽乗用車が衝突し、はずみで軽乗用車が歩道で信号待ちをしていた園児らの列に突っ込んだ。2歳の男児と女児が死亡し、2歳の男児が意識不明の重体となっている。他に園児10人と保育士3人が重軽傷を負った。