宮津市の民話を紹介したアニメの1シーン(同市提供)

宮津市の民話を紹介したアニメの1シーン(同市提供)

 京都府宮津市に伝わる民話を題材にしたアニメーション「天のかけ橋と金樽(たる)いわし」が完成した。名勝・天橋立が誕生した伝説や阿蘇海のイワシにまつわる逸話が柔らかいタッチで描かれている。

 海に関する民話をアニメ化し、その中で語られる思いや教訓を子どもたちに伝えている「海ノ民話のまち実行委員会」(東京都)が製作した。同委員会は2018年度から全国の自治体から物語を募っており、今年度は府内で初めて宮津市を認定した。

 アニメは約5分間。天の国の男女が地上にはしごをかけて降り立ち、はしごが倒れて天橋立が生まれたとされる伝説と、殿様が阿蘇海の船上で金の樽を落としてしまい、回収しようと網をかけたところ、黄金色イワシが大量にとれ、おいしさに感動したエピソードが紹介されている。海の環境を守る大切さも盛り込まれている。

 アニメは26日に府立丹後郷土資料館(同市国分)で開催するマイクロプラスチックと海洋汚染をテーマにした講演会の冒頭で上映されるほか、市内小中学校の授業で活用される予定だ。

 同資料館の講演会は定員20人(要入館料)。予約は先着順で8日から23日までに同資料館0772(27)0230へ。