そろいのエプロンで手作りの菓子やパンなどを販売する古川さん親子(城陽市奈島)

そろいのエプロンで手作りの菓子やパンなどを販売する古川さん親子(城陽市奈島)

「忠左衛門 しずかとあかね、時々はるみ」が出店する城陽市

「忠左衛門 しずかとあかね、時々はるみ」が出店する城陽市

 京都府城陽市奈島のJR奈良線沿いで毎週土曜、母娘3人が切り盛りする小さなテントの店が人気だ。よもぎ餅や食パン、シフォンケーキなどバラエティーに富んだ10種類が並び、近隣住民や常連客が買い求めている。


 近くに住む古川晴美さん(67)と長女の田村静香さん(42)、三女の松尾あかねさん(37)。地域で恒例の梅まつりが新型コロナウイルスで中止になったことを受け、昨年3月、梅の花が見頃を迎えた私有地で店を始めてみようと考えた。

 市内の直売所に長く菓子や総菜を出品している母と、娘2人による店は、一家の屋号から「忠左衛門 しずかとあかね、時々はるみ」と名付けた。それぞれの得意分野を生かした商品のほか、畑で採れた野菜や梅ジュースなど季節ごとの品もあり、訪れた客は「どれもおいしそう」と品定めに夢中だ。

 知人らも別のテントで出店し、マルシェのようなにぎわいになることも。開店から約1年がたち、再び梅のつぼみがほころぶ時季だ。そろいのエプロン姿の3人は「売れてほしい気持ちと、地元なので恥ずかしい気持ちが半々。辞めようと思うまでは続けたい」と照れ笑いした。

 午前10時~午後3時ごろまで。雨天中止。インスタグラムのアカウント「chu_za_emon」で詳しい場所や日程を知らせている。