任天堂が販売しているニンテンドースイッチの3モデル(同社提供)

任天堂が販売しているニンテンドースイッチの3モデル(同社提供)

 任天堂の主力ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の世界販売台数が昨年12月までに累計1億354万台となり、2006年発売の据え置き型ゲーム機「Wii(ウィー)」の1億163万台を上回ったことが3日、分かった。据え置きと携帯の両方の特徴を備えるスイッチが同社の歴代人気ゲーム機と肩を並べた。

 スイッチは2017年3月に発売し、人気ソフトがそろうにつれて販売が伸びた。19年9月には携帯特化型の「ニンテンドースイッチ ライト」を、21年10月には画面が鮮やかな有機ELモデルをそれぞれ投入した。

 年間販売は20年3月期に2千万台に到達。発売から4年目の21年3月期は、新型コロナウイルス禍に伴う外出自粛や人気ソフト「あつまれ どうぶつの森」の爆発的なヒットがハードの販売をけん引し、2883万台となった。

 オンラインで記者会見した古川俊太郎社長は、ウィーや累計1億5千万台以上を販売した携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」とは単純比較できないとした上で「過去のゲーム機は発売6年目で販売の勢いが落ちたが、スイッチはこれを打ち破りたい」とさらなる拡大に自信をのぞかせた。