大雪によって損壊したビニールハウス(与謝野町明石)

大雪によって損壊したビニールハウス(与謝野町明石)

 今冬の大雪でビニールハウスの損壊が相次ぎ、京都府北部の農家が打撃を受けている。与謝野町では、雪の重みで骨組みが折れるなど31棟が被害を受け、町は約2400万円の損害を試算している。

 町によると、積雪量の多かった明石区や与謝区を中心にハウスの倒壊が発生し、農業者12人が被害を受けた。町の担当者は「近年、これほど一気に降り積もることは無かったので、農家の対応も難しかったのかもしれない」と推察する。

 同町滝の農業法人「あっぷるふぁーむ」では、昨年12月末の大雪によりカブやブドウ、育苗用のハウス3棟が損壊した。代表の山本雅己さんは「今年の雪は例年に比べて重たかった。雪でハウスが壊れるのは約10年ぶり」と話していた。

 同様に福知山市で47棟、舞鶴市は50棟、綾部市では58棟に被害が出ており、3市は1月に雪害を受けた農業者への支援などを求める要望書を京都府へ提出した。与謝野町では復旧への補助100万円を計上した補正予算案を議会に提出、1月28日に可決された。