大津市で車が保育園児らの列に突っ込み園児ら16人が死傷した事故を受け、京都府の西脇隆俊知事は10日の定例記者会見で、府内の市町村や保育施設などに安全確保対策を求める通知を出したと述べた。園児の散歩コースの点検や整備については「事故原因が出てきた上で、必要な対策があれば警察と相談し対応を検討したい」との考えを示した。

 通知は、交通安全の徹底や園児の安全確保を促す内容で、同日までに各市町村や保育園、幼稚園に送付した。保育園に対しては、適切な安全管理や事故防止策が記された「保育所保育指針」に基づき、園外保育における子どもの安全確保に万全を期すよう求めた。

 子どもが利用する道路の事故防止策については、登校中の児童が巻き込まれた亀岡市や八幡市の事故を受け、通学路では点検や防護柵の設置などの整備は行っていると説明。園児の散歩コースの把握は難しいとした上で、「当面は各施設で経路について再度、検討していただきたい」と述べた。