滋賀・岐阜県境を通る国道21号の状況。記録的な大雪の中、除雪作業が続く(2月6日午後1時ごろ・滋賀県米原市、滋賀国道事務所提供)

滋賀・岐阜県境を通る国道21号の状況。記録的な大雪の中、除雪作業が続く(2月6日午後1時ごろ・滋賀県米原市、滋賀国道事務所提供)

 近畿地方と東海地方を結ぶ交通路の「冬の難所」として知られる滋賀・岐阜県境が、6日にかけて記録的な雪となっている。岐阜県関ケ原町の積雪は観測史上1位を更新し、米原市でも24時間降雪量が史上1位となった。5日は名神高速や県境の国道21号が一時通行止めになった。6日も激しい雪が続いており、国道事務所などは不要不急の移動を控えることや、タイヤチェーン携行などを呼び掛けている。

 気象庁のデータによると、6日午後1時の積雪は関ケ原町で82センチで、観測史上最も深い記録を更新(従来は1999年1月の79センチ)した。

 米原市は、6日午前6時までの24時間降雪量が62センチとなり、24時間降雪量として史上1位となった。積雪の深さも79センチで、史上最も深い記録(2005年12月の83センチ)まであと4センチに迫っている。

 名神高速や東海道新幹線、JR東海道線など、交通の大動脈が通る滋賀・岐阜県境は、冬は若狭湾から流れ込んだ発達した雪雲がかかることが多く、「難所」として知られる。

 5日も、名神高速が午前11時半~午後5時25分まで約6時間にわたって両県境で通行止めになったほか、県境を通る主要路の国道21号も一時通行止めになった。岐阜国道事務所は一時、三重県への広域迂回を呼び掛けた。

 彦根、岐阜の両地方気象台は6日も、米原市や関ケ原町などに大雪警報を発表し、交通障害などに警戒を呼び掛けている。

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 彦根地方気象台は7日午後11時59分、滋賀県米原市に発表していた大雪警報を注意報へと切り替えた。