サッカー女子W杯日本代表に選ばれたINAC神戸の(左から)三宅、鮫島、中島、岩渕、杉田(神戸市)

サッカー女子W杯日本代表に選ばれたINAC神戸の(左から)三宅、鮫島、中島、岩渕、杉田(神戸市)

 フランスで6月に開幕するサッカー女子ワールドカップ(W杯)に挑む日本代表が10日に発表され、滋賀県野洲市出身のMF中島依美(えみ)が初選出された。ともに代表入りした所属先のINAC神戸の4人と神戸市内で記者会見に臨み「素直にうれしい。代表の自覚を持ち、チーム一丸となって優勝を目指す」と引き締まった表情で語った。

 待ち望んだ世界の大舞台だ。2011年に「なでしこジャパン」に初めて選ばれたが、世界一になったこの年のW杯と、準優勝した15年W杯はメンバーから漏れた。主力に定着していた16年はリオデジャネイロ五輪のアジア予選で敗退した。国際Aマッチ69試合出場は現代表で5番目に多い28歳。「年齢的にも上だし、コミュニケーションを取ってチームの雰囲気を良くしたい」と責任感がのぞく。

 身長158センチで、主に中盤の右サイドでプレー。豊富な運動量で駆け回り、セットプレーのキッカーも担う。加入11年目のINAC神戸では昨季から主将を務める。「体は大きくないが、判断力を意識して練習してきた」と語る。

 滋賀県出身の女子W杯代表は、03、07年大会に出場した大谷未央さん(現MIOびわこ滋賀レディースU―15コーチ)以来。2大会ぶりの優勝に向けて、「粘り強さがなでしこの良さ。全員が同じ方向を向き、組織でしっかり戦いたい」と決意を示した。