妖怪を親しみやすい絵柄で描いた立体作品(滋賀県草津市渋川1丁目・近鉄百貨店草津店)

妖怪を親しみやすい絵柄で描いた立体作品(滋賀県草津市渋川1丁目・近鉄百貨店草津店)

 奈良にゆかりのある妖怪の立体作品が滋賀県草津市渋川1丁目の近鉄百貨店草津店で展示されている。「ろくろ首」「砂かけ婆(ばばあ)」「土蜘蛛(ぐも)」など誰もが知る11種類が並ぶ。

 作品は奈良県立図書情報館(奈良市)が制作。夜になると首が伸びるろくろ首、人食い鬼の「がごぜ」などを、同館の文献を参考に紙芝居作家が水彩絵の具で描き、中に紙を詰めて袋状の立体に仕立てた。怖くなりすぎず、親しみやすい絵柄を心掛けたという。4階特設会場で、高さ約30センチから約1メートルまでの26点がリンゴ箱の上に置かれている。

 同店は4月の改装で幼児の遊びスペースを新設し、今展示も家族連れに楽しんでもらおうと企画した。長女(2)と訪れた女性(43)=守山市=は「珍しくて子どもも興味を持ってくれる」と話した。

 12日まで。同日午前11時~午後3時には妖怪の絵本や紙芝居の読み聞かせ、妖怪柄のうちわやキーホルダー作りの体験会がある。一部有料。