川に豆を落とし、手を合わせる参拝者(滋賀県甲賀市土山町・田村神社)

川に豆を落とし、手を合わせる参拝者(滋賀県甲賀市土山町・田村神社)

 田村神社(滋賀県甲賀市土山町)の厄除(やくよけ)大祭がこのほど、始まった。家族連れやお年寄りらが境内に流れる川に豆を落として一年の無病息災を祈った。

 平安初期に嵯峨天皇の命で、祭神・坂上田村麻呂の霊験により流行の疫病の災厄を払うために行った大祈祷を起源にする。年齢の数の豆を川に落として流すことで厄をはらう「福豆落(おと)し」の神事が行われる。

 参拝者は、境内の橋から川に向かって福豆を投げ入れ、手を合わせると、本殿に向かっていた。守山市の会社員の男性(24)は「後厄のお礼参りできた。健康で生活や仕事がうまくいくよう祈った」と話していた。

 神社によると、新型コロナウイルス感染症の影響で、露店はコロナ前の6~7割程度といい、19日までの3日間で人出は例年の半分となる10万人を見込む。