電車が通過する際、車内の乗客のスマホが発信する電波を受信して混雑度を解析する装置=1月、東京都世田谷区の東急田園都市線駒沢大学駅

 電車が通過する際、車内の乗客のスマホが発信する電波を受信して混雑度を解析する装置=1月、東京都世田谷区の東急田園都市線駒沢大学駅

 東急電鉄、阪急電鉄が東京工業大と連携し、電車の混雑度を可視化する実験を1月から始めた。乗客のスマートフォンが発する電波から、人工知能(AI)が混み具合を推定。専用アプリなどで乗客に知らせるのが目標で、ラッシュ時間帯を避ける時差出勤につなげてもらう考えだ。

 実験では、東急田園都市線駒沢大学駅(東京都世田谷区)のホームに、東工大が開発した解析装置を設置。電車が通過する際、車内の乗客のスマホが発信する近距離無線通信「ブルートゥース」の電波を受信し、AIが車両ごとの混雑度を推定する。高速度カメラで撮影した車内の様子も人の目で確認し、精度を高める。