整備が進む吉田山公園に設置されたベンチ(京都市左京区)

整備が進む吉田山公園に設置されたベンチ(京都市左京区)

 京都市左京区の吉田山で、自然保護活動をする京都東ロータリークラブが、山頂付近の吉田山公園にベンチ2台を設置した。20日に管理者の市にベンチを寄贈する式典が開かれた。

 戦後の吉田山は、うっそうと草木が生い茂っていた。環境保全を目的に、同クラブや地元住民が2008年、地域団体「吉田山の里山を再生する会」を結成。公園内の間伐や桜の植樹を進めてきた。

 近年は、京都市内を一望でき、春には桜が咲き誇る。風景を味わってもらうため、同クラブが長さ約180センチのベンチ2台を2月中旬に設けた。

 式典には同会のメンバーや門川大作市長など約60人が出席し、テープカットを行った。同クラブの高井好信会長(73)は「親子が弁当を食べたり、カップルがおしゃべりをしたりと、いろんな人の思い出の場所になってほしい」と話した。