訪れた人が憩える場を作ろうと、京都北ロータリークラブが寄贈したベンチ(京都市山科区・花山天文台)

訪れた人が憩える場を作ろうと、京都北ロータリークラブが寄贈したベンチ(京都市山科区・花山天文台)

 アマチュア天文学の聖地として知られる京都大花山天文台(京都市山科区)に、市民らが訪れやすい環境を整えようと、京都北ロータリークラブ(上京区)がベンチや照明器具を寄贈した。


 天文台は1929年に設立され、太陽観測やアマチュア天文学の発展に貢献。近年は国の予算削減で資金難が続き、老朽化も課題となっている。


 クラブは訪問者が憩える屋外用ベンチ6台を寄贈したほか、敷地内の道路約70メートルに誘導灯を設置した。寄付総額は約150万円で、今後、小学生を対象とした観望会を開く予定。増田康男会長(60)は「子どもらが自然科学に触れられる憩いの場になればうれしい」と期待する。


 一本潔天文台長(64)は「運営費が足りず寄付で維持している状況。多くの人に応援してもらえて心強い」と話していた。