企画展「葵祭と勅使」で展示されている「御幣物」(手前)=京都市下京区・京都産業大ギャラリー[LF]  

企画展「葵祭と勅使」で展示されている「御幣物」(手前)=京都市下京区・京都産業大ギャラリー[LF]  

 葵祭には毎年勅使が派遣されていて、石清水八幡宮(八幡市)の石清水祭、春日大社(奈良市)の春日祭と並んで「三大勅祭」の一つに数えられる。今年は新天皇即位後初の葵祭となることから、京都市下京区中堂寺命婦町の京都産業大ギャラリーでは「葵祭と勅使」を企画した。

 勅使は天皇から預かった「御祭文」を上賀茂、下鴨両神社に届ける役割を担い、15日の「社頭の儀」では古式にのっとって祭文を読み上げる。

 展示では、勅使の装束を細かく描いた下絵や絵巻物のほか、祭りに合わせて皇室から毎年届けられる「御幣物」と呼ばれるお供えの品も紹介する。同ギャラリーは「葵祭をより深く理解する助けになれば」としている。6月29日まで(2日以外の日曜休館)。無料。2日午後1時半からは下鴨神社の新木直人宮司の講演「勅祭 賀茂祭」がある。当日先着350人を受け付ける。