<そおろと おばんざい>


【材料】(作りやすい分量)

スジエビ    250グラム
水煮大豆    300グラム
酒    70ミリリットル
みりん    大さじ2
濃口しょうゆ    80ミリリットル
中ザラ糖    120グラム


【作り方】

(1)スジエビはきれいに洗ってざるに上げておく。
(2)鍋に酒、みりん、濃口しょうゆ、中ザラ糖を入れ、煮立ったら(1)を入れ、弱火でゆっくり煮る。
(3)エビに味が付き煮汁が少しになったら、ボウルに受けたざるでていねいにこす。
(4)こした(3)の煮汁を鍋に入れ、水煮大豆を入れて弱火で20分煮る。
(5)(4)に(3)のエビを合わす。


【ワンポイント】

 黒いしま模様と上下の黒い線が特徴的なスジエビは琵琶湖の在来種で、殻が少し硬めですが、炊くととてもおいしい。私はかき揚げの具にもします。もちろん煮ただけでもおいしく、ちょっとした箸休めとして、またお酒のあてとして常備すると便利です。大豆は縄文時代から栽培されていたとの説もあり、奈良の正倉院文書にも記載があります。しょうゆは鎌倉時代からとして、エビ豆には800年近い歴史があるのかもしれません。おばんざいとして長い間愛されてきたエビ豆、歴史の長さと作る人々食べる人々の思いに心が震える気がします。伝統食というものはそうしたものなのでしょう。これからもしっかり伝えていきたいと思うています。(石黒美江)


◆食育キッチンISHIGURO(京都市伏見区納屋町)
◆レシピ=日本おばんざい協会・おばんざい伝承師 石黒美江、川淵智子
◆料理撮影=写真部