マツの幹からこもを外す作業員たち(京都府福知山市・三段池公園)

マツの幹からこもを外す作業員たち(京都府福知山市・三段池公園)

 冬ごもりの虫が動きだすと言われる二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」(5日)を前に、京都府福知山市の三段池公園で池の周囲のマツ約100本のこも外しが行われ、春に向けて装いを新たにした。

 こも巻きは害虫駆除の伝統的な手法で、虫はワラに潜り込んで冬を越す。

 霧が残り冷気が漂う中、市シルバー人材センターの作業員らが鎌でこもを外していった。こもの中にはカメムシやクモが潜み、多いものでは10匹以上を確認した。今冬は雪が多く、寒さの影響か例年よりも虫が多く見られたという。

 作業にあたった男性(72)は「早くコロナが収束して暖かくなり、三段池公園に多くの人が遊びに来てほしい」と願いを込めた。