信用調査会社が16日までに発表した滋賀県内の4月の企業倒産状況(負債額1千万円以上)は、大型倒産の影響で負債総額が前月より大幅に増え、件数も増加した。

 東京商工リサーチ滋賀支店のまとめでは、倒産件数は前月より3件多い8件で、負債総額は前月比14倍となる20億1800万円。循環型環境リサイクル製品製造業「SION」(草津市)の負債額10億3400万円が影響した。

 帝国データバンク滋賀支店の集計(法的整理のみ)では、件数は前月比2件増の7件で、負債総額は同9倍の11億5500万円。負債額1億円以上の倒産が4件発生した。

 帝国データバンクは「小売業の倒産が続くなど、経営環境が厳しい企業が存在することがうかがえる」とし、東京商工リサーチは「米中貿易摩擦や10月の消費税増税の影響を注視する必要がある」とみている。