デジタルアートで色鮮やかな映像が投影された二条城の二の丸御殿(京都市中京区)

デジタルアートで色鮮やかな映像が投影された二条城の二の丸御殿(京都市中京区)

 世界遺産登録25周年を記念し、京都市中京区の二条城で、壁面などに映像を投影するプロジェクションマッピングを楽しむイベントが開かれている。二の丸御殿の大広間や本丸の石垣も初めて舞台になり、鳳凰(ほうおう)が舞うと色鮮やかな秋の七草が咲き誇る演出が、訪れた人を魅了している。

 秋の京都の新たな楽しみ方として、映像製作会社「ネイキッド」(東京)などでつくる製作委員会と市が主催した。
 二の丸御殿の大広間では12枚の襖に、モノクロの鳳凰が左右に舞い、ある瞬間にカラフルに変化し、ハギやナデシコ、フジバカマなど秋の花も次々と咲き誇っていく映像が投影された。本丸の縦10メートル横70メートルの石垣の映像は、堀の水面にも反射し、幻想的。丸窓に来場者が近づくと扉が開き、無数の花が散る演出もあり、歓声が沸いていた。
 静岡県藤枝市から夫婦で訪れた主婦(71)は「映像が、お城や木々と調和して美しく、感動した」と笑顔で話した。
 12月8日まで。午後5時半~10時(入場は午後9時まで)。入場料が必要。