1次審査を通過した個人、団体による最終選考会のプレゼン(南丹市八木町・旧吉富小)

1次審査を通過した個人、団体による最終選考会のプレゼン(南丹市八木町・旧吉富小)

 地域の課題解決に向けて京都府内で活動する個人や団体を表彰する「京の公共人材大賞」の最終選考会と表彰式が5日、南丹市八木町の旧吉富小であった。京都市外で開催されるのは初めて。最優秀賞には、ジビエ肉の加工、流通の会社「RE-SOCIAL」を笠置町で経営する笠井大輝さん(24)が選ばれた。


 府内のNPO法人などでつくる実行委員会の主催で、今年で9回目。今回から会場を旧吉富小に移した。

 最終選考会には、1次審査を通過した京都市や南丹市、笠置町、伊根町などの12の個人・団体が出席。プレゼンでは、地域の子らを支援する子ども食堂の開催や、動画を通じた地域のにぎわいづくり、お試し住宅を活用した移住者の呼び込みなど活動内容についてそれぞれ発表した。

 笠井さんは獣害対策で駆除されるシカやイノシシの9割が廃棄される現状を解決しようと、龍谷大在学中の19年に大学の仲間と同社を設立。鹿肉のソーセージやスライス肉などを販売している。「これまでの過程が目に見える形で評価されてうれしい」と話した。