ウクライナへの軍事侵攻を受けて設置された献花台に花を手向けた後、手を合わせる寺田バレエ・アートスクールの生徒たち(京都市中京区・市役所前広場)

ウクライナへの軍事侵攻を受けて設置された献花台に花を手向けた後、手を合わせる寺田バレエ・アートスクールの生徒たち(京都市中京区・市役所前広場)

 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受け、京都市中京区の市役所前広場に設置された献花台を訪れる人が絶えない。6日には、首都キエフ市のバレエ学校と交流を深めてきた寺田バレエ・アートスクール(左京区)の子どもたちが花束を手向け、犠牲者の冥福や速やかな停戦を祈った。


 同スクールはキエフの国立バレエ学校と1975年に姉妹校提携を結び、生徒たちの研修旅行として定期的に現地校を訪問。キエフの生徒も受け入れ、合同公演を開くなど長年交流を続けてきた。

 小学生から高校生の生徒や講師計23人はこの日、「ヴィノク」と呼ばれるウクライナ伝統の花飾りを付けて、献花台を訪れた。ウクライナ国旗と同じ黄と青色の花束を1人ずつ献花台に置き、手を合わせた。

 中学3年の女子生徒(15)は、小学4年時に研修生として2週間滞在した。「キエフは芸術的な街並みで、住民も心温かい人たちばかりだった。そんな思い出の場所が戦争で破壊され、人が亡くなるのは許せない」と憤った。高尾美智子校長(82)も「毎日祈る思いでニュースを見ている。ウクライナの人たちに一刻も早く平和が訪れてほしい」と願った。

 キエフと姉妹都市提携を結ぶ京都市は2日に献花台を設置。6日までに200本以上の花束や手書きのメッセージが集まった。