瑞穂支所が移転を予定している町瑞穂保健福祉センター(京丹波町和田)

瑞穂支所が移転を予定している町瑞穂保健福祉センター(京丹波町和田)

 建物の老朽化による京都府京丹波町瑞穂支所(京丹波町橋爪)の移転が、当初予定していた2022年度初めからずれ込む見通しとなった。移転先の町瑞穂保健福祉センター(同町和田)の改修工事の入札不調が続いているためで、町は「業者選定を急ぎ、年度内の完了に向け早期の移転を目指す」としている。

 現在の支所がある旧瑞穂町役場は、1961年に建てられた。築60年以上が経過し、現行の耐震基準を満たしておらず、老朽化も進んでいることから、近くの同センターへの移転を決めた。

 町は昨年12月、同センター改修工事の入札を行ったが、入札不調に終わったため、予定価格を見直して2月に再入札を実施。参加を表明する業者はあったものの、その後辞退した。

 工事内容は、同センター1階事務室の受付部分の改修など。入札不調の原因について町は、同センター内にある健康推進課の業務を継続しながらの工事になることなどを挙げ、「業務の妨げにならないよう配慮を要するため、予定価格と業者の積算が見合わない場合もあるのでは」と分析する。

 支所での業務に影響は出ておらず、町は改めて22年度中の移転完了を目指す。上林太志支所長は「工事内容を改めて精査し、できるだけ早期の移転を目指したい」としている。

 町は、改修工事費1400万円を22年度に繰り越すため、繰越明許費を設定する。