記述式試験の中止法案を衆院に提出した山井和則衆院議員(左端)ら野党議員=国会内

記述式試験の中止法案を衆院に提出した山井和則衆院議員(左端)ら野党議員=国会内

 立憲民主、国民民主、共産、社民の野党4党などは14日、2020年度からの大学入学共通テストで予定されている国語と数学の記述式試験導入を中止するための法案を衆院に提出した。延期された英語の民間検定導入と同様に問題点が多いとして、法案提出で政府への追及を強める構えだ。

 記述式試験は、採点者にアルバイトが多く含まれるなど専門性の欠如や情報漏れ、自己採点が困難で出願先を決めにくいなどの問題が指摘されている。法案は大学入試センター法を一部改正し、現在と同じマークシート式で実施するよう定める内容。
 提出者の1人となった無所属の山井和則衆院議員(比例近畿)は提出後の会見で「英語民間検定以上に問題が多い。一言で言うと、これは高校生に対する虐待じゃないか」と強い口調で中止を求めた。