【資料写真】京都市バス

【資料写真】京都市バス

 京都市交通局は、市バス運転手の1・4%にとどまる女性運転手の採用拡大を目指し、10月採用の嘱託運転手採用試験に合わせて初の女性向け説明会を19日に開く。現役の女性運転手が仕事内容を話し、出産・育児への支援制度などについて質問を受け付ける。

 市バスの女性運転手の採用は近年0~3人と少なく、現在は運転手812人のうち12人。「採用試験のポスターに女性運転手の写真を掲載したこともあったが、男性職場のイメージが強いためか志望者が多くない」(職員課)という。

 バス運転手は労働時間の長さや給与水準の低さがネックとなり、全国的にも確保が難しくなっている。特に市バスは、運行を委託していた民間バス会社の一部が縮小・撤退するため、3年間の勤務後に正職員になれる嘱託運転手で、19年度は近年の2倍以上となる100人超の採用を予定する。大型2種免許を持っていない人には取得費約50万円を交通局が全額負担する。

 10月採用枠の試験(6~7月)の申し込みに合わせた女性向け説明会は19日午後1~3時に右京区総合庁舎内の交通局で開く。事前申し込みは不要。職員課は「出産や育児を経験して職場復帰している女性もおり、多様な立場の運転手が増えればサービス向上につながる」と期待する。