新茶の季節を迎えている中、京都府の宇治茶レディなど全国の茶産地でPR活動している女性たちが17日、首相官邸を訪れ、安倍晋三首相に新茶を贈呈した。首相は令和初の新茶を味わい、茶の振興に取り組む姿勢を示した。

 日本茶業中央会と自民党茶業振興議員連盟が初めて企画した。贈呈されたのは15産地の新茶で、うち8産地の女性が緑色の衣装や茶摘み娘の姿で首相に手渡した。首相は試飲で「こくがあっておいしい」と笑顔を見せ、茶の生産や消費の拡大に政府として努力する考えをアピールした。

 宇治茶レディを代表して訪れたフリーアナウンサー天坂真理さん(32)=井手町井手=は「緊張しましたが、体にも心にもいいというお茶の魅力は首相もご存じだった。お茶が国民にもっと親しまれるようにしたい、という思いを新たにしました」と話した。

 贈呈式では全国茶生産団体連合会の吉田利一会長(京都府茶生産協議会長)もあいさつし「抹茶ブームで対外的には好調だが、国内では消費が低迷している。リーフ茶の振興について今まで以上にご尽力たまわりたい」と訴えた。