協定を交わして握手する西脇知事(中央右)と郭会長=東京・丸の内

協定を交わして握手する西脇知事(中央右)と郭会長=東京・丸の内

 京都府と中国の投資会社「復星国際」は17日、連携協定を締結し、中国で京都の伝統工芸製品を販売促進するなど協力を深めていくことを確認した。同社が上海の本社に今後設ける「京都ハウス」で製品を展示販売するなど具体的な取り組みを進める。

 同社は傘下に幅広い業種の企業を収め、近年は日本でも活動を強化。トップの郭広昌会長は米国の著名な投資家になぞらえ「中国のウォーレン・バフェット」とも呼ばれている。

 協定締結は東京・丸の内のホテルで開かれたビジネスフォーラムの中で執り行われ、西脇隆俊知事と郭会長が署名した。

 西脇知事はあいさつで最先端の技術と伝統を融合させてきた京都の魅力を紹介し、「さらに幅広い分野で復星グループとの相互交流を進めたい」と述べた。郭会長は娘が京都文化のファンだと明かし、「未来に向けた協力の余地がある」と連携強化に意欲を示した。

 府によると、協定は復星側からの提案。今秋に関西文化学術研究都市で開くイベントにも復星の幹部を招き、医薬分野などでも連携の可能性を探るという。