放置されている犬のふんを黄色のチョークで囲い、日付や時間を書いて警告する京都府宇治市職員(同市宇治)[LF]

放置されている犬のふんを黄色のチョークで囲い、日付や時間を書いて警告する京都府宇治市職員(同市宇治)[LF]

 京都府長岡京市は本年度から、放置された犬のふんを黄色いチョークで囲み、飼い主に注意を促す「イエローチョーク作戦」に取り組む。ふん害防止に大きな効果が確認されており、希望者へのチョークの無料配布を始めている。

 市によると、犬のふん害などに困っているため、飼い主のマナー向上を訴える市作成の看板を受け取りに来た市民は昨年度で49人に上る。市は、ふん害の多い地域を中心に広報車による見回りや注意の呼び掛けを定期的に実施しているが、さらに抑止力を高めようと同作戦も取り入れることにした。

 イエローチョーク作戦では、路面に放置されたふんを丸で囲み、発見日時を書く。時間を変えて再確認し、ふんがまだあるときは確認日時を、ないときは「なし」をそれぞれ書く。チョークは雨で消える。宇治市の職員が考案した取り組みで同市では発生を9割減にするという効果も確認されており、導入する自治体が全国的に広がっているという。

 チョークは長岡京市役所(開田1丁目)の環境政策室で同市民に無料配布しており、既に一部自治会が受け取りに訪れたという。同政策室は「きれいなまちづくりのために住民のみなさんにも協力してほしい。市でも独自に効果を検証したい」としている。問い合わせは市環境政策室環境保全担当075(955)9685。