目標だった10回目の写真展を開催し、笑顔を見せる中根さん(亀岡市余部町・ガレリアかめおか)

目標だった10回目の写真展を開催し、笑顔を見せる中根さん(亀岡市余部町・ガレリアかめおか)

 京都府亀岡市内で見られる貴重な野鳥をテーマにした写真展が17日、同市余部町のガレリアかめおか企画展示室で始まった。長年、同市の里山の動植物を撮り続けてきたアマチュア写真家中根敏之さん(81)=同市篠町=の個展で、定期的な開催は今回が最後の予定という。生き生きとした野鳥の生態を見事に捉えた作品に訪れた人が見入っている。

 中根さんは若い頃から亀岡の自然にひかれ、撮影してきた。2009年から年1回のペースで、昆虫や花など毎回異なるテーマで写真展を開催。今回は、ザリガニをくわえたキンクロハジロや、中根さん自身も初めて見たというハイタカなど、絶滅危惧種や準絶滅危惧種を含む野鳥の写真45点を並べた。

 今回、目標だった節目の10回目を迎えた。近年、入院して開催できなかった年もあり、いったん区切りを付けることにした。「写真を通じてたくさんの出会いがあった」と振り返る。初回からのファンだという杉本恵美子さん(78)も「どの写真も家に持って帰って眺めたいほどすてき。これで最後だなんて」と寂しげだった。21日まで。無料。