琵琶湖を望む高台を濃いピンク色で彩るハツミヨザクラ(15日午後0時15分、大津市・皇子が丘公園)

琵琶湖を望む高台を濃いピンク色で彩るハツミヨザクラ(15日午後0時15分、大津市・皇子が丘公園)

 大津市の皇子が丘公園で、早咲きのハツミヨザクラが見頃を迎えている。濃いピンク色の花が琵琶湖を望む高台を彩り、暖かな陽気に誘われた来園者がひと足早く春の雰囲気を味わっている。

 カンヒザクラとケイオウザクラが交配した品種で、ソメイヨシノより半月ほど早く咲く。1975年に200本が植えられたが、寿命や倒木などで徐々に減り、今は50本ほどが残る。管理する市公園緑地協会によると、今年の開花は例年より1週間ほど遅れ、今月上旬から咲き始めた。ここ数日の暖かさで開花が一気に進み、23日ごろまで楽しめそうだという。

 公園を訪れた人たちは、花が満開に咲き誇り春本番を思わせる光景の下で、お弁当を広げたり、ゆっくり散策したりしていた。大津市内から来た男性(61)は「ピンクの花と青空のコントラストがきれい。この季節が待ち遠しかった」と話していた。