ライトアップされた平等院鳳凰堂(宇治市)

ライトアップされた平等院鳳凰堂(宇治市)

 世界遺産の平等院(京都府宇治市)は境内の鳳凰堂とモミジをライトアップする夜間特別拝観を16日から始める。15日夜、関係者向けの公開を行った。極楽浄土の世界を表す鳳凰堂の優美な姿が、幻想的に浮かび上がった。


 鳳凰堂がLED(発光ダイオード)照明の光に照らされると、赤みの深い丹土[につち]色の柱などが夜の闇に浮かんだ。前の阿字[あじ]池にも映り込み、周囲に植わったモミジとの競演を見せた。
 境内にある約200本のモミジは、一部が色付き始めた段階。今後2週間の京都府内の気温は「平年並みか平年より高い傾向だが、朝晩が冷え込んで紅葉が進みそうな日もある」(京都地方気象台)という。
 夜間特別拝観は金曜と週末で、16~17日、22~24日、29日~12月1日。午後6時~同8時半。中学生以上は有料。日帰り客が多い宇治での夜の観光を盛り上げる狙いもあり、割引などの特典がある「中宇治グルメマップ」も配る。