色づき始めたソメイヨシノの葉を照らし出す事前点灯(京都市下京区・渉成園)

色づき始めたソメイヨシノの葉を照らし出す事前点灯(京都市下京区・渉成園)

 京都市下京区の東本願寺(真宗大谷派本山)の飛び地境内、渉成園(しょうせいえん)(枳殼(きこく)邸)で15日、秋のライトアップが始まった。14日夜の事前点灯では、園池の周りで色づき始めた木々が闇夜に照らし出された。
 渉成園は江戸時代前期、文人の石川丈山が作庭したと伝わる。池泉回遊式の庭園で、儒学者の頼山陽が「十三景」の見どころをたたえている。
 園池の周りには3種類のカエデ、イチョウのほか、桜や梅といった木々もあり、書院「閬風亭(ろうふうてい)」の前庭では、ソメイヨシノの葉が赤く染まり始めている。紅葉の見ごろは月末にかけてと見込んでいる。
 秋のライトアップは昨年に続いて2回目で、池に架かる「回棹廊(かいとうろう)」を初めて照らす。金・土曜日には庭師らが案内し、通常非公開の茶室「蘆菴(ろあん)」の2階から庭を眺める特別プランも設ける。
 午後5時半~9時。要庭園維持寄付金(大人500円から)。案内付きプランはホームページからの事前予約や別途料金が必要。