ライトアップされ、夜の境内に浮かび上がる紅葉と多宝塔(15日午後6時2分、大津市石山寺1丁目)

ライトアップされ、夜の境内に浮かび上がる紅葉と多宝塔(15日午後6時2分、大津市石山寺1丁目)

  石山寺(大津市石山寺1丁目)で15日、紅葉のライトアップが始まった。赤く色づき始めた千本以上のモミジが闇に浮かび上がり、訪れた人は日中と異なる風情に魅了されていた。


 同寺と石山観光協会がイベント「あたら夜もみじ」として開催し、今年で5年目。
 境内では、モミジとともに、国宝の多宝塔や天然記念物の硅灰石(けいかいせき)などが約100基のLED(発光ダイオード)の光で照らされ、参道はあんどんの灯で包まれた。
 今年は東大門をかたどるように照らす光の投影や、境内の庭園で音に反応して色や方向が変わるライトの設置を初めて企画。趣向を凝らした光の演出が境内を彩り、参拝者はスマートフォンやカメラで撮影していた。
 埼玉県上尾市から妻と旅行で訪れた男性(65)は「岩の上に多宝塔が見える光景が、モミジと一緒に光に照らされ、よりダイナミックに感じられた」と話していた。
 12月1日まで。期間中の毎週土日には、本堂でジャズコンサートやバンド演奏など催される。午後5時半~9時(入山は午後8時半まで)。入山料600円。