京都府を縦断して福井県と大阪府を結ぶ北陸新幹線の延伸計画が、京都府政の大きなテーマとなっている。南海トラフ地震など太平洋側の巨大災害が懸念される中、日本海側を経由して東京―大阪を結ぶ大動脈として政財界が早期開業を求める一方、環境への負荷を懸念する府民の声も根強い。京都府が支払う負担金も巨額に上る見通しで、間近に迫る府知事選(24日告示、4月10日投開票)でも主要な争点になりそうだ。

 東京都千代田区のホテルで昨年11月、関西広域連合や関西経済連合会が北陸新幹線の建設促進大会を開いた。国会議員や沿線自治体の首長ら約120人が集う中、府を代表して国土交通省出身の鈴木貴典副知事が