2015年に閉校した京都府南丹市園部町の旧西本梅小を活用した「るり色マルシェ」が開かれた。キッチンカーによる料理や手作りの雑貨など20ブースが並び、家族連れでにぎわった。
同小卒業生の保護者や地元住民でつくる実行委員会の主催で、20日は昨年11月以来4閉校カ月ぶり8回目の開催となった。各ブースでは花の苗や木工品が販売されたほか、コーヒーや焼き芋などの軽食も出された。
今回は屋外に隠された青い鳥のキャラクター「るりちゃん」の数を当てると景品がもらえるイベントも初開催。雨上がりの空の下、子どもたちが会場内を駆け回り、校舎横や木の幹に隠されたるりちゃんの姿を探した。
家族と訪れた女性(35)=園部町=は「親子で楽しめるイベントが地元であるのはありがたい」と話していた。次回の開催は6月5日。