茶摘み娘の衣装にマスクをつけ、新茶を手摘みする摘み子ら(木津川市相楽台・福寿園CHA遊学パーク)

茶摘み娘の衣装にマスクをつけ、新茶を手摘みする摘み子ら(木津川市相楽台・福寿園CHA遊学パーク)

 新茶の季節を告げる「八十八夜」(5月2日)より一足早い「新茶の初摘み」が、京都府木津川市相楽台の福寿園CHA遊学パークの温室で行われた。かすりの着物にあかねだすき、姉さんかぶりの茶摘み娘ら約15人が、マスクを着けて鮮やかな色の新芽を手摘みした。

 約300平方メートルの茶園を1月15日からビニールハウスで覆い、2月10日から暖房で室温が10度を下回らないように保って生育を促した。今年は外気温が0度になる日も多く、昨年よりも10日ほど遅い2月24日に芽生えた。茶園管理担当の森崎領さん(36)は「夜の温度が低いと成長が緩慢になる。今年は柔らかく小さな芽で、煎茶向きの葉ができた」と話した。

 この日は雨が降りしきる肌寒い日となったが、温室で茶摘み娘や白衣姿の研究員らが約30キロを摘み取った。「春一番新茶」(15グラム入り2160円)として、福寿園の各店舗で順次販売を始める。