京都市京セラ美術館に新設された東山キューブのテラス(京都市左京区)

京都市京セラ美術館に新設された東山キューブのテラス(京都市左京区)

 京都市京セラ美術館(左京区)の竣工(しゅんこう)式が16日行われ、関係者ら約200人が、約2年間かけた改修工事の完成を祝った。来年3月21日にリニューアルオープンする。
 本館の玄関口となる西側は、建物前の広場がスロープ状に掘り下げられ、新たに設けられた地下1階のエントランスから階段を上って1階の中央ホールに入場する構造に。青木淳館長によると、こうした構造にすることで、これまで通りの景観が維持でき、建物東側の日本庭園につながる軸ができるという。従来の西玄関は舞台などとして活用する。
 また、これまでは入れなかった本館北回廊の中庭にガラス屋根を設け、レセプションなどが行えるスペースにした。新設の「東山キューブ」は現代アートを展示・収蔵する施設。屋上にテラスがあり、隣接する日本庭園や東山を望める。
 同館の再整備工事は、京セラに命名権を売却するなどして費用を捻出し、昨年1月から進められていた。