開花宣言の基準となる5輪の開花が確認されたソメイヨシノの標本木(24日午後2時22分、京都市中京区・二条城)

開花宣言の基準となる5輪の開花が確認されたソメイヨシノの標本木(24日午後2時22分、京都市中京区・二条城)

陽光を浴びて淡いピンク色の花を開くソメイヨシノ(24日午後1時50分、京都市上京区今出川通烏丸東入ル・冷泉家前)

陽光を浴びて淡いピンク色の花を開くソメイヨシノ(24日午後1時50分、京都市上京区今出川通烏丸東入ル・冷泉家前)

 京都地方気象台は24日、京都市で桜(ソメイヨシノ)の開花を観測したと発表した。史上最速の開花となった昨年(3月16日)より8日遅く、平年(3月26日)より2日早い。

 気象台職員が午後2時すぎ、二条城(中京区)にある標本木で、開花基準となる5輪が咲いているのを双眼鏡で確認し、開花を宣言した。気象台によると、一昨日は開花した花を確認できなかったが、昨日に2輪、24日午前に3輪確認していた。咲いたばかりの淡いピンク色のかれんな花びらが、観光客らの目を引いていた。

 24日は高気圧に覆われて穏やかに晴れ、気温は午後4時10分すぎに15・7度まで上昇した。この先1週間は気温が高めに推移する予想で、開花が進んでいくとみられる。

 気象台の芝岡隆調査官は「1、2月は気温の低い日が続いたが、3月中旬から急に暖かくなり、花芽も一気に膨らんだとみられる」と話した。一般的に開花から5日~1週間程度で満開を迎えるとされる。上京区の冷泉家住宅前など、一足先に開花が進んでいる場所もある。