試合後、横断幕を掲げて「ラスト西京極」を惜しむサンガのサポーター(16日午後4時24分、京都市右京区・たけびしスタジアム京都)

試合後、横断幕を掲げて「ラスト西京極」を惜しむサンガのサポーター(16日午後4時24分、京都市右京区・たけびしスタジアム京都)

 サッカーJ2の京都サンガFCは16日、京都市右京区のたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)で今季ホーム最終戦を行い、1―0で千葉を破った。府立京都スタジアム(亀岡市)が完成するため、リーグ戦で西京極をメインに戦うのは最後。サポーターは慣れ親しんだスタジアムへの感謝を込めて応援した。J1参入プレーオフ(PO)浮上に向けて希望をつなぐ勝利ともなり、「ラスト西京極」は歓喜に包まれた。
 西京極では、クラブが設立されたJFL時代の1994年からプレー。96年からJリーグに加盟し、幾多の選手が熱戦を繰り広げ、ドラマを生んできた。この日はクラブ25周年を記念して、初年度のデザインを基にした特別ユニホームで試合に臨んだ。
 スタンドには1万1216人が詰めかけた。1試合平均入場者数は7850人で昨季より4割近く増えた。試合後のセレモニーで伊藤雅章社長は、「ホームでは11勝7分け3敗と圧倒的な勝率だった。皆さんに声援を送ってもらったおかげ」と感謝した。
 観客席には「ありがとう西京極」と書かれた横断幕が掲げられた。20年ほどサポーターを続ける会社員の男性(63)=宇治市=は、「西京極での有終を飾ってほしいと願いながら応援した。いろいろな思い出があり、感極まるものがある」と名残惜しんだ。