【資料写真】オスプレイが参加した日米共同訓練(2019年2月5日、滋賀県高島市・陸上自衛隊饗庭野演習場)

【資料写真】オスプレイが参加した日米共同訓練(2019年2月5日、滋賀県高島市・陸上自衛隊饗庭野演習場)

日米共同訓練について住民に説明する防衛省担当者(滋賀県・高島市観光物産プラザ)

日米共同訓練について住民に説明する防衛省担当者(滋賀県・高島市観光物産プラザ)

 12月1~13日に滋賀県高島市の陸上自衛隊饗庭野(あいばの)演習場などで実施される日米共同訓練について、住民向け説明会が17日夜、高島市新旭町旭1丁目の市観光物産プラザであった。防衛省や陸自の担当者は「安全対策を徹底する」と繰り返し強調したが、住民からは「演習場外での事故が続き、不信感がある」などの批判の声が相次いだ。

 演習場周辺の自治会長ら住民約20人が出席した。近畿中部防衛局や陸自中部方面総監部の担当者らが、昨年11月に81ミリ迫撃砲の実弾が演習場外に着弾して民間車両を損壊させた事故や、9月に同砲を用いた照明弾の一部が田畑に落下した事案について謝罪。「安全には万全の対策を講じ、米軍にも教育を徹底してもらうよう要請している」と述べた。
 また、米軍の輸送機オスプレイが最大4機程度参加する訓練の概要やスケジュールを説明。「オスプレイの飛行については、市街地上空や、高校の試験時間帯を避けるよう米軍に要請している」とした。飛行ルートや時間、回数については「情報入手に努め、市に連絡する」と述べるにとどまった。
 住民からは「饗庭野演習場外では過去4年間で3度の事故があった。安全対策が形骸化しているのでは」、「オスプレイが市街地上空を避けて飛行することができるのか。山間地にも人はいる。低空飛行や騒音は避けてほしい」などの意見が出された。