横断しないよう3カ国語で呼び掛ける国道161号沿いに設置された看板。琵琶湖上の大鳥居を見ようと、国道を横断する人が少なくない=高島市鵜川・白鬚神社前

横断しないよう3カ国語で呼び掛ける国道161号沿いに設置された看板。琵琶湖上の大鳥居を見ようと、国道を横断する人が少なくない=高島市鵜川・白鬚神社前

 滋賀県高島市鵜川の観光スポット・白鬚(しらひげ)神社付近の国道161号沿いに高島署が日本語と英語、中国語の3カ国語で、国道を横断しないよう呼び掛ける看板4枚を設置した。琵琶湖上にある大鳥居を見ようと、交通量が多い国道を横断する観光客が絶えないためで、近く3カ国語で訴える音声装置も設置する予定。


 同神社は2015年の日本遺産認定以降に観光客が急増。神社が湖岸側に「横断禁止」の看板を掲げたが、車が激しく往来する国道を横断したり、車道にはみ出て大鳥居を背景に記念撮影をしたりする人が後を絶たない。
 看板は縦40センチ、横30センチ。大鳥居を撮影しようと自撮り棒付き携帯電話を手に国道を渡る人の姿をデザインし、「国道の横断は危険ですので ご遠慮ください」とのメッセージを3カ国語で添える。
 設置した10月末以降も横断する観光客が多いが、梅辻春樹宮司(72)は「社務所に、渡ってはいけないのかと尋ねる参拝者が以前よりも増えている」と話し、看板設置の効果が出始めているという。