窓にカーテンを掛けた京都市動物園の窓(左京区)

窓にカーテンを掛けた京都市動物園の窓(左京区)

 「窓際にカーテンやすだれを掛けましょう。反射を防ぐので、野鳥の衝突を避けることができます」。野鳥が窓ガラスに衝突するのを防ぐための対策を、京都市動物園(左京区)が呼び掛けている。この時期は幼鳥が多く衝突も起きやすく、同園のホームページで協力を訴えている。

 園によると、空や草木が窓ガラスに映り込むことで、鳥がガラスの存在に気づかず高速で衝突するという。衝突した鳥は骨折や脳しんとうを起こすほか、衝撃で死んでしまう場合もある。園の野生鳥獣救護センターには4月に6羽が運び込まれたが、うち2羽がガラスとの衝突だった。

 すだれやカーテンを室内に設置すると窓に屋外の景色が映り込みにくくなり、鳥の衝突を回避できるという。園でもカーテンを掛けたり、ポスターを貼ったりする対策を実施している。園の野生鳥獣救護員阿部有沙さん(27)は「5月下旬は渡り鳥の移動や、巣立ったばかりの幼鳥が多い時期。ぜひ家庭でも実践してほしい」と話す。