ペットボトル飲料の需要増に対応するため、増設された京都工場の無菌充填ライン(京都府久御山町)

ペットボトル飲料の需要増に対応するため、増設された京都工場の無菌充填ライン(京都府久御山町)

 コカ・コーラボトラーズジャパンは、京都府久御山町の京都工場で稼働中のペットボトル飲料専用の製造設備「無菌充填(じゅうてん)ライン」を増設した。近年、ペットボトル飲料の需要が増えていることを踏まえ、今年4月に新設した同ラインと2本体制の稼働で安定生産につなげる。


 コーヒーやお茶はペットボトルに封入した後では高温での殺菌ができず、無菌状態のスペースでペットボトルに詰める必要がある。増設した無菌充填ラインは延べ床面積3千平方メートルで、従来のラインと同様に作業にロボットを使うなど自動化・省人化を進めた。
 近年、オフィスなどではコーヒーなどのペットボトル飲料を少しずつ飲む「ちびだら飲み」が流行。同工場では、需要を満たすために今年4月に1本目の無菌充填ラインを整備していた。2本のラインとも24時間稼働で、1分間に最大計1500本を生産できる。
 これまでは愛知県の東海工場で生産したペットボトル飲料を京阪神に出荷していたが、輸送コストの軽減を目的に京都工場での生産体制の増強を決めた。同社は「一大消費地の京阪神の需要に応えたい」とする。