高齢者宅でポストたまった新聞から異変を察知し、救助に貢献した松下さん(右)=京丹波町本庄・和知駐在所

高齢者宅でポストたまった新聞から異変を察知し、救助に貢献した松下さん(右)=京丹波町本庄・和知駐在所

京都府京丹波町

京都府京丹波町

 新聞配達中、1人暮らしの高齢者宅の異変に気付いて救助に貢献したとして、京都府京丹波町の京都新聞和知販売所下山店配達員の松下浩明さん(60)が、京都府警南丹署から感謝状を受けた。


 松下さんは3月18日午前4時ごろ、配達に訪れた同町下山の80代女性宅で、ポストに4日分の新聞がたまっているのに気付いた。「電灯もついたまま。何かあったのでは」と心配になり昼ごろに再び訪れたが、戸をたたいても返事がなかったため、同署に通報した。


 警察官や救急隊員が駆けつけ、中に入ると急病のため廊下で倒れて動けなくなっている女性を発見。病院に搬送し、一命が取り留められた。

 和知駐在所(同町本庄)で7日、感謝状の贈呈式が開かれ、同署の吉田潔史署長は「少しの変化を気に留めて通報してもらえ、大変感謝している」と述べた。松下さんは「普段から、お客さんの家に異変がないか気にするようにしている。今後も見守りを続けたい」とほっとした様子で語った。