大成古墳群一帯で白や薄紫色の小さな花が見ごろを迎えたハマダイコン(京都府京丹後市丹後町)

大成古墳群一帯で白や薄紫色の小さな花が見ごろを迎えたハマダイコン(京都府京丹後市丹後町)

 京都府京丹後市丹後町の大成古墳群の一帯に群生しているハマダイコンが白や薄紫の小さな花を付け、見頃を迎えている。海風に吹かれながら時折揺れる姿が来訪者の目を楽しませている。

 ハマダイコンはアブラナ科の越年草で、栽培のダイコンが野生化したものとされ、海岸や湖岸の砂地に生える。高さ30~40センチほどの茎に花が鈴なりに咲き、遠くから見ると地面を白く覆うように見え、背景となる空と丹後沖の海の青さに映えている。

 市内の農家の女性(38)は、毎年、この時期に花を見に一帯を訪れるという。ハマダイコンの根元に自生するヨモギを摘みながら「年々、群生地が広がっているような気がする。白い雲の中で遊んでいるような感じで、とても気持ちがいい」と話していた。4月下旬ごろまで楽しめる。