京都市営地下鉄の車内に掲示されている「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」の広告

京都市営地下鉄の車内に掲示されている「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」の広告

 公共の場で泣く赤ちゃんをあやす保護者を温かく見守る「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」の発信に京都府が力を入れている。公共交通機関や繁華街でのポスター掲示をはじめ、PR動画の公開や関連グッズを増やすなどし、周囲が育児を応援する意識の浸透を図る。

 プロジェクトは全国規模の取り組みで、京都府では昨年11月、子育て支援団体や企業、自治体などでつくる「府子育て環境日本一推進会議」が賛同。ほほ笑む赤ちゃんのイラストに「泣いてもかましまへん!」という京言葉を入れたステッカーの配布を始めた。

 府は支援の輪をさらに広げようと、今年から子連れの人が肩身の狭い思いをしやすい電車やバスの中での周知を強化。京都市営地下鉄の車内をはじめ、市バスや京阪京都交通、丹後海陸交通など府内各地を走るバス(計約240台)で広告を掲示している。また四条河原町周辺でのポスターやフラッグの設置、府出身の芸人が登場する広報動画の配信や、身に着けやすいキーホルダーも新たに作った。

 京都府の担当者は「プロジェクトを通じ、府民1人1人の子育てへの理解が深まってほしい」としている。