展望列車の車窓をネオンのように流れる紅葉(16日、京都市左京区)

展望列車の車窓をネオンのように流れる紅葉(16日、京都市左京区)

 夕闇を駆け抜ける叡山電鉄(京都市左京区)の展望列車「きらら」。車内には、鞍馬寺や貴船神社から市街地に戻る観光客であふれ、遊び疲れ口数が少ない人もいる。二ノ瀬駅を過ぎ「まもなくもみじのトンネル」というアナウンスがなると、車内の照明が落とされた。


 市原-二ノ瀬間の約250メートルに、約280本のカエデが植えられ、紅葉シーズンの午後4時半ごろになるとライトアップが行われる。区間内はスピードを落とし、車内を暗くして幻想的な雰囲気を演出している。
 車窓には赤や橙、黄色に輝く紅葉が、まるでネオンのように流れていく。約1分半のイルミネーションに、乗客らは「きれい」とスマートフォンのシャッターを切り、さまざまな言語による感嘆の声も聞こえてきた。車内に明かりが戻ると、人々の顔もぱっと明るくなった。

◇    ◇

 秋色に染まる京都の街で、さまざまに響く音の風景をカメラを手に探した。